私の感想、思い、希望、エゴ。7人のおっさんへ。

関ジャニ∞の錦戸亮さんが大好きな私が関ジャニ∞についてただただ語り、エゴをぶつけるブログです。やすばがなによりも大好き。

今更味園ユニバースを見た。

タイトル通りです。今更見ました。感想とその他思ったこと、つらつら書きます。

更新がだいぶ空いたのと前回予告と全く違う記事なのはご容赦ください!


①感想 (ネタバレ有。まだ見ていない方は下にスクロールして②まで飛んでください。②に入る前に長い改行があるので分かりやすいと思います)

私にとってはすごく良い映画でした。ネットで調べると演出には賛否両論あるようですが、少なくとも私はとっても好きでしたね。とはいえ後半部分は若干んん??となる部分もありましたが、監督の説明を読んだら一応は納得できるくらいの範囲です。では思いついたことをなんの一貫性もなく羅列していきますので、どうぞ。


・すばるくんの演技、素晴らしい!

私はエイトレンジャーなども含め元々すばるくんの演技はかなり好きだったのですが、今作も最高ですね!大森茂雄は監督が 渋谷すばる をイメージして作ったキャラクターだからでしょうか、不自然さがまったくない。さらに、私はキャラクターと演じている人物が重なって見えてしまうことが多いのですが、ポチ男に関してはそれがない!ポチ男はポチ男、茂雄は茂雄、渋谷すばる渋谷すばる。きちんと「ポチ男」「茂雄」を演じ切っていてかなり衝撃を受けました。


・ポチ男がかわいい

かわいい。カスミとかマキちゃんとかから言われたことに対して「うん。」とか「ありがとう。」っていちいち言うのがかわいすぎる。喋れる子供っていう言葉は納得ですね~かわいい。鼻歌歌いながらお手伝いしてるところもかわいくて大好きです。


・カスミがかわいい

私、もともと二階堂ふみさんが女優で一番くらいの勢いで好きなんですが。やっぱりかわいすぎるよ!カスミのキャラも演じてる二階堂さんも完璧にかわいい!おっちゃん引き連れる若い女の子ってカッコイイですよね~。茂雄もまっすぐだけどカスミもまっすぐで、少し年相応っぽいところ(ノートとか、ポチ男に「男性」を感じると照れを隠すところとか)もあって素敵です。関西弁に全く違和感がなくて二階堂さんの女優魂を感じました。


渋谷すばるさん歌うま!!!

散々ライブなどで聴いて分かっていたことではあるんですが、やっぱりうま!!!!!最初にマイクを奪ってあの頃は!って歌い出したシーン、皆さん言ってますが凄すぎる。上手いだけじゃない魅力があるんですねぇ。カラオケのシーンもぼそぼそっと歌ってるのに上手すぎるし、普段聴けないような曲を聴けて幸せでした。赤いスイートピー最高!すばるくんの女性ボーカル曲最高!最後のシーンのココロオドレバも泣かずにはいられなかったなぁ、歌声と表情で茂雄はちゃんと未来を見てるなって思えて救われました。


・油断すると茂雄(ポチ男)に惚れるぞ

「指長いなぁ」「トマト食べられへんやろ」「カスミ」など数々のヤバイ台詞。本人に自覚がないからこそグッときます。最近ずっと茂雄と並んでハンバーガー食べたい症候群


・私なりの考察(後半シーンの描写とともに詳しく追っていきます。長いし文章力ゼロ)

初めに言っておくと私は重度のハピエン厨なのでかなり自分勝手な考察になりますがご了承ください。


茂雄(ややこしいためここでは茂雄で統一します)とカスミが出会ってから茂雄の記憶が戻るまでは、二人は確実に距離を縮めて一緒に未来に向かって歩きだそうとしていたんですね。茂雄は歌で、カスミは茂雄と彼の歌で。

しかし記憶が戻り、茂雄はまた元の仕事に手を付けようとしてしまう。これはきっとクズでどうしようもない自分がいることでカスミたちに迷惑をかけると思ったから。

そしてあの、カスミが自分の世界を指折り数えるシーン。あそこのシーンの茂雄はカスミのことをわざと突き放そうとしてる、気がする。

恐る恐る出した指の5本目はきっと(というか絶対)茂雄ですね。クズだってなんだっていい、私に必要なのは茂雄の歌声だ、ということでしょうか。茂雄もカスミの近くから離れたいわけじゃないんだよ!だって「カスミ」って呼んだもん、ポチ男ノート読んだもん!!(涙)

その後急に逆上したのはやっぱり戻って歌をやりたい、と思った自分を振り払うためのように見えました。

水道で顔を洗って、二度目に顔を上げた時は確実に顔つきが違っていた。もう戻らない、未来は見ずに過去と同じことをしていく、というような後ろ向きな決意の目。

からの再び襲われかける。囲まれた時の、俺にはもうどこにも居場所はないんだ、みたいな絶望感溢れる表情素敵です。

そしてカスミが殴って味園ユニバースまで連れ帰る(これはちょっと良く分からないけどまあスルーで)ところを見て、この二人は綺麗事とかじゃなく、映画の始まりから終わりまでずっと、それぞれのエゴのために動いているに過ぎないんだと思いました。茂雄は言わずもがなですが、カスミも茂雄の歌が聴いていたい、だからポチ男に戻って欲しくて殴った。ただそれだけです。それがダメとかじゃないですよ、むしろ人間味があっていいと思います(殴るのはダメだけどね!下手したら死んじゃうよ!)。

カスミはステージに立つかどうかの判断は茂雄に任せたのですが、結局茂雄は立つことにします。あそこで記憶歌うのかと思ったらココロオドレバ2回目だがそれがいい

結末ですが、茂雄はやっぱりやりたいことに従った、ただそれだけだと思います。歌いたいからステージに立った。そしてカスミも茂雄の歌が聴けて嬉しい。本当にこれに過ぎないと思うんですよね。しかし二人とも確実に前を向いている。未来を見ている!

きっとこれから先も二人は一緒にいるんじゃないかなぁ。いてほしいなぁ。恋愛とかじゃなく、(まあ私としては恋愛でもいいんですけど)ただただお互いのやりたいことのために。

大体の映画のキャラって、基本的に人間が出来すぎてるんですよ。こんな人現実にいないよ!筋通りすぎ!いい人すぎ!純粋すぎ!みたいな。でも茂雄とカスミはそんなことなくて、リアリティがすごい。けど、お互いのやりたいことができて、更に二人とも前を向いて進み出せるんだからきっかけなんて何だっていいんじゃないんですか?

何が書きたかったんだか良く分からないハチャメチャな文章になりましたが、とにかく「茂雄とカスミ、これからも一緒にいて、未来に向かって歩き続けてくれ!!!」以上。


・記憶、ココロオドレバについて

映画を見る前からCDは持っていて曲自体は発売当初から聴いていましたし、2曲ともいい曲だな~とぼんやり思っていました。でも!映画を見たら!ココロオドレバはポチ男と茂雄それぞれのステージを思い出させて泣けるし記憶は茂雄に当てはまりすぎて泣ける!確実に見る前の100倍は好きになりました


・見たあとに思ったこと

なぜ映画館で上映してるときに見に行かなかったんだ!!という後悔。あの最高の音楽と各々の表情を立体音響と大画面で見たかった……。それと、メイキングやパンフレットを見ているとすばるくんとふみちゃんの距離感がすごく微笑ましくてずっと見守りたくなりました。かわいい。赤犬の皆さんも素敵でステージを見に行きたくなりました。


感想はこんな感じです。でも今思いついたことを並べただけですので、たぶん今後いろいろ書きたいことが湧いてくると思いますので、随時更新!

次の②では今回の映画を見て考えた渋谷すばるの演技の可能性について書きます。







渋谷すばるにやって欲しい役

今回はかなり難しい役どころに挑戦しましたが、見事演じきったすばるくん。他にもいろいろな役をこなせるのでは?ということで、すばるくんにこんな役をやってほしい!という私の希望を並べました。個人的にはすばるくんは音楽映画にしか出演しないのかな、とは思いますが出るか出ないかは別として、可能性を語るくらいはいいでしょう!!


・クズ男

茂雄もクズ男ではありましたが、生粋のクズ!というわけではないと思いますし、クズな場面はそこまで描写されていなかったような気がします。なので、味園でいうショウのような最悪のクズ役を見てみたいです。でもやっぱりすばるくんの演じる役にはすばるくんの真っ直ぐさや人と簡単に馴れ合わない感じを必ず反映してほしいとは思うので、クズなりに真っ直ぐな役(?)がいいなぁ。チャラいのは違う。これは濡れ場あってもいいのでは?綺麗な濡れ場じゃなくてただ欲を満たすためだけの行為を死んだ目でしているクズ男見たい。


・殺人者

うーんやっぱり影のある役どころばっかり。(笑)でも見てみたいですね、快楽殺人犯でもいいし、人を殺した苦悩に耐えきれなくなって後悔するような役も。狂ってる演技見たいすばるくんなら絶対上手く演じてくれると思います。殺人シーンもできることならやってみてほしいなぁ。快楽殺人犯なら普段通りの楽しそうな表情で殺してるのを見て狂気を感じたいし、そうでないなら事前の決意の表情と事後の空っぽな絶望の表情、そしてその後狂ってゆく様を丁寧に表現してほしいです。


・漫画家、作家

これはもう雰囲気がドンピシャだと思うんですよね。もう一度髪を伸ばして無造作にまとめて、眉根を寄せて原稿を書いているところが見たい!イメージだと映画「バクマン。」の宮藤官九郎さんが演じられていた漫画家さんのような感じかな、あそこまで汚れてなくてもいいけどタバコ吸いながら原稿書いてるの好きです。売れていても売れてなくてもいいけど、毎日同じ作業にウンザリしてるなにか変化が起こる みたいな比較的明るいストーリー見てみたいです。


うーーーん、今思いつくのはこれくらいでしょうかでもこれからいろいろな映画やドラマを見ていくうちにあ!これも見てみたい!というような役どころが生まれると思うので、②も随時更新にします。また、コメントでも「こんなの見てみたい!」というご意見お待ちしております。

私のやってほしい役の総括としては、「どこか影があるが、真っ直ぐな役」です。殺人者でもクズでも真っ直ぐなところは消してほしくないなぁと思います。いつか見られる日が来ることを祈って!


大変な長文でしたが読んでくださった方、本当にありがとうございます。次回は明日更新できるといいなぁ……たぶんジャムの楽曲のどれかについて語るんじゃないかなぁ分からないけど。それではまた宜しくお願いします!